つぐ

つぐ
I
つぐ【桄榔・桄榔子】
植物クロツグの異名。
II
つぐ【次ぐ・亜ぐ】
〔「継ぐ」と同源〕
あとに続く。
(1)すぐあとに続く。 連続する。

「 S 選手に~・いで N 選手がゴールインした」「地震に~・いで津波がおきる」

(2)程度・地位などがすぐその下である。

「社長に~・ぐ実力者」「大阪は東京に~・ぐ大都会だ」

III
つぐ【注ぐ】
〔「継ぐ」と同源〕
器に物を入れる。 特に液状の物をそそぎ入れる。

「お茶を~・ぐ」「飯を~・ぐ」

‖可能‖ つげる
IV
つぐ【給ぐ】
物資が足りる。 生活に困らない。

「邦畿之内(ウチツクニ)すら尚~・がざるもの有り/日本書紀(仁徳訓)」

V
つぐ【継ぐ・接ぐ】
(1)結び合わせたり, 足したりして, 一続きのものとする。 (ア)つなぎ合わせる。

「骨を~・ぐ」「細い竹を何本も~・いだ竿(サオ)」(イ)つぎ木をする。 《接》「カイドウにリンゴを~・ぐ」(ウ)衣類の破れをつくろう。 《継》「着物ヲ~・グ/ヘボン」(エ)絶えないように, 減ったところに足す。 補給する。 《継》「炭を~・ぐ」(オ)前の物事が断絶しないよう前に続けて行う。 《継》「言葉を~・ぐ」「息を~・ぐ」「妹が家も~・ぎて見ましを/万葉 91」

(2)地位・職務・技などを継承する。 《継》「王位を~・ぐ」「家業を~・ぐ」「上手の継ぎといひながら, かくしもえ~・がぬ業ぞかし/源氏(若菜上)」
‖可能‖ つげる
︱慣用︱ 木に竹を~・夜を日に~/二の句が継げない

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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